狐:やあやあこれなるは粟田口派、左兵衛尉藤原国吉が打ちたる打刀。号を鳴狐と申します。その特徴は差表に名が刻まれていることなのですよ!
狐:やあやあこれなるは、鎌倉時代の打刀、鳴狐と申します。わたくしはお付のキツネでございます!
本体:……よろしく
Nakigitsune: ...Please take care of me.
狐:さあさあ寄ってらっしゃい見てらっしゃい
狐:刀剣乱舞、ただいま開始と相成ります
本体:……今日も、よろしくね
狐:鳴狐は人付き合いが苦手でございますから、代わりにわたくしめが皆様と交流しているのでございます
狐:鳴狐は名に狐と入っていれば、縁もゆかりもない相手に共感してしまうのです。困ったものですなぁ
狐:腹話術ではございませぬ!わたくしめは、鳴狐の代理に過ぎません
本体:そうだよ、驚いたか
Nakigitsune: That's right. Are you surprised?
狐:主どのー、主どの。一体どこへ行ったのでしょうか
狐:いけません主どの!鳴狐のこのいたいけな姿を見て何も思わないのですか!
狐:申し訳ない主どの。鳴狐は今眠っておりますので……
狐:やあやあこれはこれは、あの方が新たな力を得るための旅立ち! 感動的ですなあ!
本体:あるじ。話がある
狐:ほほう、あるじどのぉもお目が高い
狐:畏まりました!このわたくし、鳴狐を支え、部隊を導きましょうぞ
狐:おぉ~あるじどの、差し入れとは有り難い!
狐:さあ鳴狐、よく噛んで食べるのです
狐:しばしお時間を! 鳴狐がまだ食べております故
狐:いやいや有難いですねぇ~
狐:ふむふむ、これを用いよと仰せられますか
狐:これで鳴狐の力は十人力……いや、百人力!
狐:お寂しゅうございますが、すぐ戻ります故。わたくしめと鳴狐をお忘れなく……!
狐:さあさあご覧下さいこの成果!
狐:おお今まさに、遠征部隊のご帰還でございます
狐:新たなる仲間を得て、我々はますます強くなるのでありました
狐:さあ主どの!受け取って下さいませ!
狐:それではわたくしめの毛並みを整えてくると致しましょう!……え?違う?
狐:えぇえぇ、鳴狐の看病は、わたくしめにお任せあれ!
狐:おぉ、この高まる霊力……!わたくしめの毛も逆立ちそうですぅ
狐:主どのー、任務が達成されたようですぞ
狐:おぉ~、これが主どのの記録でございますかぁ
狐:分かりましたぞ主どの!わたくしめが、舌先三寸で交渉をすれば良いのですな?
狐:いざ、出陣でございます
狐:おぉ~、これは意外な発見でございますなぁ
狐:皆様、様子を報告お願い致します
狐:やあやあ我こそは、鳴狐とお供のキツネ。いざ参らん!
狐:実戦ではございませんが、我々の力を見せつけようではないですか!
本体:ふっ!
本体:っ
狐:二刀,開眼!
本体:はっ!
狐:さあ鳴狐、渾身の一撃を!
狐:何をするんですか!
狐:なんのこれしき!
狐:鳴狐?鳴狐大丈夫ですか!?
狐:鳴狐、ここまでされて黙っている道理は無いでしょう!?
本体:そうだね。やり返すよ
Nakigitsune: That's right. I'll return the favor now.
狐:さあさあこれより始まるは、大逆転の大一番。括目して見よ!
狐:おぉ~、これは、わたくしめにも殺気が伝わってきております
狐:ご覧下さいあるじどのぉ。鳴狐のこの活躍
本体:強くなった
狐:おお!あまりの感動に鳴狐もつい感想を漏らしたようですなあ!これは感動的!
Fox: Oh! At a time like this, it seems even the reticent Nakigitsune cannot help but let his thoughts flow freely! This is so touching!
狐:あるじどの! それはよくありませんぞ!
狐:鳴狐!目を開けなさい、息をしなさい、立ち上がりなさい……!あぁ、駄目なのかぁ……
狐:ううむ……わたくし、他の獣とは相性がよろしくないもので……
狐:わたくしめは何もしておりませぬが、鳴狐は頑張りましたぞ!
狐:わたくしも手伝えればよいのですが、しょせんわたくしめは農具持てぬ狐
狐:収穫時が楽しみでございますなあ!
狐:さあ、お手柔らかにお願いいたしましょう!
狐:いやあ、いい汗をかきました!わたくしではなく鳴狐が
狐:あるじどの、やめて下さいあるじどの! わたくしはぬいぐるみではございませぬぅ!
狐:申し訳ございませぬあるじどの、今はわたくしめが代わりにお相手いたしましょう
狐:あるじどの、鍛刀が終わったようですぞ
狐:あるじどの、手入部屋が空いたようですぞぉ
狐:お知らせを持って参りましたぞ
狐:なるほど。模様替えでございますか
狐:鳴狐、もっと集中して!
本体:キツネ……邪魔しないで
狐:あぁっ、それは違います!
本体:難しい……
狐:きょ、今日は鳴狐をよろしく頼みますぞ
狐:おお。あるじどののお気遣い。感謝感激雨あられ!
「いざ!」
狐:おおお帰りなさいませあるじどの!このキツネ、鳴狐ともども一日千秋の思いで待っておりましたぞ!
狐:あるじどの!新年あけましておめでとうございます!今年も鳴狐をよろしくお願いいたします!
狐:「あるじどのの運勢はいかに?」
狐:「小吉。がんばりましょう!」
狐:「中吉! 悪くないですぞ」
狐:「大吉!さすがはあるじどの!」
狐:綺麗な花ですなあ。鳴狐も楽しんでおります。
狐:おおー!これはこれは!
狐:ひゃあ!いや、音が大きくてですね
狐:鳴狐も花火に満足しているようでございますぞ
狐:家内安全に祈りを
本体:うん
狐:あるじどの、このようなときは願わねば損ですぞぉ
鳴狐の狐「遠征部隊のご帰還でございます」
鳴狐の狐「鍛刀が終わったようですぞ!」
鳴狐の狐「手入が終わったようですぞ!」
鳴狐の狐「内番が終わったようですぞ!」
……よく、がんばった
鳴狐の狐「さあさあ!」
鳴狐の狐「いざ!」
狐:いざ、鬼退治へ
狐:ほほう、鬼はここですな
狐:鬼はー外、福は―内
狐:鬼は外
狐:鳴狐、鬼に向かって豆を投げるのです
狐:鳴狐に協力をお願いいたします。
狐:あるじどの、稼ぎ時を逃がしてはなりませぬぞ
狐:あるじどの~、50階分制覇しましたなあ。いや~あ、あっぱれ!
狐:つ、遂に99階制覇ですぞ。わたくしはもう感動で涙が
狐:10階到着ですぞ。まだ探索は始まったばかり
狐:20階到着ですぞ。張り切って進むといたしましょう
狐:30階到着ですぞ。まだまだ鳴狐も元気いっぱい!
狐:40階到着ですぞ。しかしまあ~果てしない探索行です
狐:50階到着ですぞ。ようやく半分ですなあ
狐:60階到着ですぞ。後半も気を抜かずに行きましょ~う
狐:70階到着ですぞ。いささかわたくしは疲れてまいりました
狐:80階到着ですぞ。あるじどのはまだお疲れではございませんか?
狐:90階到着ですぞ。やや?終わりが見えてきた気配?
狐:99階到着ですぞ。遂に終着点が見えましたぞ
狐:やや?これは大儲けですぞ
狐:さあ皆様方、一斉攻撃をしましょうぞ!
狐:「やや、わたくしたちもこれで一周年でございますか!これからも変わらずよろしくお願いいたします!」
狐:「わたくしたちもこれで二周年!戦いはまだまだ続きますが、今この時は平和に祝いましょうぞ!」
狐:「ついに三周年!鳴狐、そしてついでにわたくしも、揃って今後もよろしくお願いいたします!」
狐:「おお、これで四周年ですか! いやあ毎年のことではありますがめでたい!」
狐:「五周年ですぞあるじどの!いやはや思えばここまで色々なことが………え? 話が長い?」
狐:「さてさて六周年。これまでとは違う展開が鳴狐とわたくしにも待っているのでしょうか……」
狐:「今回は七周年の挨拶を鳴狐、そしてわたくしめがさせていただきます。今後とも鳴狐、 そして刀剣男士をどうか!どうか!」
狐「おお、八周年でございますな。では挨拶を、鳴狐に代わりましてわたくしが。鳴狐、そして刀剣男士を末永くよろしくお願いいたします!」
狐「そわそわ……そわそわ……。おおっと、あるじどの! いえ、いよいよ九周年になったと思うと、落ち着かなくなってしまいまして」
狐:「あるじどの!就任一周年おめでとうございます!」
本体:「……よく、がんばった」
Nakigitsune: ... You have worked hard.
狐:「おお、あるじどの、就任二周年でございますか!さすがでございます!」
本体:「……これからも頑張るぞ」
Nakigitsune: ...Please continue to do your best.
狐:「あるじどの! これで就任三周年でございます! いやあめでたい!」本体:「……おめでとう」
Nakigitsune: ...Congratulations.
狐:「就任四周年でございますな! 思えばあるじどのとも長いおつきあいになりました!」
本体:「……長いつきあいだ」
Nakigitsune:...It has been a long journey.
狐:「いやぁ……ついに就任五周年ですか。わたくしとしても感慨深いものです」
本体:「……感慨深い」
Nakigitsune: ...Deeply moved.
狐:「就任六周年おめでとうございます! 毎年お祝いできるのがわたくしとしてもうれしゅうございます」
本体:「……嬉しい」
Nakigitsune: ...Happy.
狐:「いやぁめでたい! 就任七周年でございますか。年々思い出が積み重なっていくのをよろこばしく思います」
本体:「……喜ばしい、な」
Nakigitsune: ...Rejoice.
狐「あるじどの、就任八周年おめでとうございます! 末広がりの八周年とはまた一段と増してめでたい!」
本体「……末に広がるぞ」
Nakigitsune: ...It will broaden forever.
狐「就任九周年おめでとうございます! いよいよ大台が見えて参りまして、わたくし、いささか興奮しております!」
本体「……どきどき、……わくわく」
狐:やあやあこれなるは粟田口派、左兵衛尉藤原国吉が打ちたる打刀
本体:号は鳴狐。あるじのための刀だ
Nakigitsune: My designation is Nakigitsune. A katana for Master.
本体:あるじ、鳴狐は強くなったぞ。どうだ
狐:さあさああるじどの、ご照覧あれ! これなるは鳴狐の新たなる力にございます!
Fox: Well well Master, take a good look! This is Nakigitsune's new power!
狐:いやはやあるじどのには驚きでございますよう。鳴狐がここまで心を許す相手は初めてです
本体:どうした、あるじ
狐:気になるところでもありましたか?
Fox: Is there something worrying you?
本体:鳴狐もたまには喋る
狐:最近あるじどのには心開いております
Fox: He has opened his heart to you recently, Master.
狐:わたくしめと鳴狐を置いてどこかに行くなど……あるじどのも薄情でございますなあ……しくしく
狐:あるじどのぉ、後生ですから鳴狐を大事にして下さいませ。伏してお願い申し上げます
狐:やあやあこれはこれは、あの方が新たな力を得るための旅立ち! 感動的ですなあ!
狐:なるほどなるほどぉ。かしこまりました
本体:鳴狐が、隊長か
本体:いただきます
本体:いただきます
本体:たくさんあるのだな
本体:分かったぞ
狐:分かりましたぞ。鳴狐には上手く使うようちゃあんと言っておきますから
狐:これで鳴狐の力は十人力。いや百人力
狐:あ~あぁ、引き離されるあるじどのと鳴狐。なんたる悲劇ぃ~
本体:早く行くよ、キツネ
Nakigitsune: Hurry up, Fox.
本体:ただいま、あるじ
狐:あるじどのぉ、遠征部隊がご帰還されましたぞ
本体:新しい仲間……仲良くなれるかな
本体:あるじ。鳴狐が、作ってみた
狐:あるじどのも心配性ですなぁ。この程度ならすぐ治りますよっ
狐:わたくしめが付いております。鳴狐はちゃんとあるじどのの元にお返ししましょう
本体:ん、強くなったか
狐:あるじどのぉ。せっかく任務を達成したのです、報酬なしでは勿体ないですぞ
本体:手紙、持ってきたぞ
狐:分かりましたぞ。わたくしめが舌先三寸で交渉をすればよいのですなあ
本体:キツネ、うるさい
Nakigitsune: Shut up, fox.
狐:いざ出陣。さあさあ鳴狐の活躍にご期待あれ!
本体:うん。見つけたぞ
狐:みなさま、準備はよろしいでしょうか。今一度ご確認を
狐:やあやあ我こそは、鳴狐とお供のキツネ!
本体:さあ、行くよ
Nakigitsune: Now, let's go.
狐:さあ鳴狐、こういう時こそ指揮を訓練するのですよ!
本体:分かった
Nakigitsune: Understood.
本体:ふっ
本体:っ
狐: 二刀,開眼!
本体:はっ!
本体:そこだね
狐:これぞ、鳴狐が必殺の一撃!
Fox: This is it, Nakigitsune's decisive blow!
本体:うっ
狐:なんのこれしき!
狐:鳴狐!焦ってはいけませんよ!
本体:分かってるっ
Nakigitsune: I know.
狐:後悔するがいい。これから見せるは、鳴狐の真なる力!
本体:お前を倒す
Nakigitsune: I'll destroy you.
狐:さあさあこれより始まるは、大逆転の大一番!
本体:あるじのために、勝つぞ
Nakigitsune: I'll win, for Master's sake.
本体:敵か
狐:ええ、決戦でございます!
Fox: Yes, this is the decisive battle!
本体:あるじ。鳴狐は、がんばったぞ
本体:それは、危ないな
本体:キツネ。今まで、ありがとう。あるじに、鳴狐はがんばったって、伝えて
本体:馬はこんなに大人しいのに、キツネは何を怖がっているんだろう
狐:馬が怖いわけではございません!ただ近くにいると落ち着かないだけでございます!
狐:むむ……畑を見ると、掘り返したくなる本能が……
本体:ダメだよ、キツネ
Nakigitsune: You can't, Fox.
狐:いやいや、わたくし、畑を荒らそうなどとはこれっぽっちも思っておりません!
狐:さあ、お手柔らかにお願いいたしましょう!
狐:お手合わせありがとうございました!
本体:どうも
Nakigitsune: Thanks.
狐:あ~ぁ鳴狐! わたくしを身代わりにするのはやめるのです、あるじどのもぬいぐるみ扱いはやめてくだされ!
本体:ごめん。……話をするには、疲れている
狐:あるじどの、鍛刀が終わったようですぞぉ?
狐:あるじどの、手入部屋が空いたようですぞぉ
狐:おぉ、これは催し物の知らせですなぁ
狐:鳴狐、模様替えに合わせて大掃除をしなくては
本体:キツネは見ているだけだから楽だね
狐:鳴狐! もっと集中して!
本体:キツネ……邪魔しないで
狐:ああ! それは違います!
本体:難しい……
本体:今日はよろしく
本体:わかった。 無事に帰ってくる
本体:出るよ
狐:おお、あるじどのお帰りなさいませ! 鳴狐、あるじどのが帰ってきましたぞ!
本体:……帰ってきたか。何か困ったことはないか。……ならば、いい
Nakigitsune: ......You're back. Nothing bad happened, did it? ...If not, that's good.
狐:あるじどの! 新年あけましておめでとうございます!本体:……謹賀新年
Nakigitsune: ...Happy New Year.
狐:「あるじどのの運勢はいかに?」
狐:「小吉!」 本体:「小さな吉だ」
Nakigitsune: It's a small luck.
狐:「中吉!」本体:「中くらいの吉だ」
Nakigitsune: It's a mid-range luck.
狐:「大吉!」本体:「大きな吉だ」
Nakigitsune: It's a great luck.
狐:あるじどのも花見を楽しんでおられますか?
本体:花が綺麗だ……あるじ
Nakigitsune: Flowers are beautiful... Master.
狐:おおー!これはこれは!
本体:すごいね
Nakigitsune: It's great.
狐:ひゃあ!いや、音が大きくてですね
本体:キツネは耳がいいから
Nakigitsune: Foxes have good hearing.
狐:鳴狐も花火に満足しているようでございますぞ
本体:うん。見られてよかった
Nakigitsune: Yes. It was good to be able to watch them.
狐:家内安全に祈りを
本体:皆元気……だ
Nakigitsune: For everyone... to be well.
狐:いやあお見事!
本体:綺麗……
Nakigitsune: Beautiful...
狐:あるじどの、このようなときは願わねば損ですぞぉ
本体:あるじが願えば、きっと叶う
Nakigitsune: If Master makes a wish, it will definitely come true.
……遠征部隊が、帰ってきた
あるじ。鍛刀が、終わったぞ
あるじ。手入が、終わったぞ
……内番が、終わったぞ
本体:鬼退治へ……
狐:いざ参らん!
Fox: Participating now!
狐:ほほう、ここですな!
本体:行くよ
Nakigitsune: Here I go.
本体:鬼は外……福は内……
狐:ですぞ
Fox: That's right!
本体:鬼は外……
狐:ですぞ
Fox: That's right!
狐:福はたくさん来ましたぞ!
本体:福が見えるの? キツネ
Nakigitsune: Fox, you can see luck?
本体:力を、貸して。
狐:あるじどの! 稼ぎ時を逃してはなりませぬぞ?
本体:行こう
Nakigitsune: Let's go.
狐:あるじどの! 50階分制覇しましたなあ! いや~あっぱれ!
本体:めでたい
Nakigitsune: How auspicious.
狐:つ、ついに99階制覇ですぞ! わたくしはもう感動で涙が止まりませぬ
本体:キツネは後半へばっていたけれど……終わり良ければ、だね
Nakigitsune: You were drained during the second half, Fox... All's well that ends well, I suppose.
狐:10階到着ですぞ! まだ探索は始まったばかり
本体:先は長い
Nakigitsune: We have a long way ahead of us.
狐:20階到着ですぞ! 張り切って進むといたしましょう
本体:キツネは張り切りすぎ
Nakigitsune: You're too excited, Fox.
狐:30階到着ですぞ! まだまだ鳴狐も元気いっぱい!
本体:キツネもね
Nakigitsune: So are you.
狐:40階到着ですぞ!
本体:果てが見えないな
Nakigitsune: I don't see an end to this.
狐:50階到着ですぞ!
本体:半分終わったのか
Nakigitsune: So we're done with the first half.
狐:60階到着ですぞ。後半も気を抜かずに行きましょ~う
本体:そうだね
Nakigitsune: Right.
狐:70階到着ですぞ
本体:キツネ……疲れてきた?
Nakigitsune: Fox... are you tired?
本体:80階。あるじはまだ疲れてない?
本体:90階。もうひと頑張りだ
本体:99階
狐:ややや! ついに終着点が……
Fox: Oh my! Our goal is...
狐:やや?これは大儲けですぞ。
本体:やったね
Nakigitsune: Good for us.
狐:「ついに三周年! 鳴狐、そしてついでにわたくしを!」
本体:「……今後も、よろしく」
Nakigitsune: ...Please continue, to take care of us.
狐:「おお、これで四周年ですか! さあ、鳴狐から一言!」
本体:「……また一年一緒だね」
狐:「鳴狐とお供のキツネ、頑張ります」
狐:「五周年ですぞあるじどの! いやはや思えばここまで色々なことが…」
本体:「……キツネ、話が長い。それともあるじ、思い出話をするか?」
Nakigitsune: ...Fox, you're taking too long. Or Master, did you want to reminisce about the past?
狐:「さてさて六周年。これまでとは違う展開が鳴狐とわたくしにも待っているのでしょうか……」
本体:「……キツネ、適当なことを言わない」
Nakigitsune: ...Fox, stop saying random stuff.
狐:「今回は七周年の挨拶を鳴狐、そしてわたくしめがさせていただきます。今後とも鳴狐、そして刀剣男士をどうか! どうか!」
「・・・・・・キツネ、しつこいのはよくない。ほどほどに」
Nakigitsune: ...Fox, being pushy is not good. Don't overdo it.
狐「おお、八周年でございますな。では挨拶を鳴狐に代わりまして……」
本体「代わらなくていい。これからも、ずっとよろしく」
狐「そわそわ……そわそわ……。おおっと、あるじどの! いえ、いよいよ九周年になったと思うと、落ち着かなくなってしまいまして」
本体「キツネ、まずは今年が大事だ」
本体:「……あるじ、就任一周年おめでとう」
狐:「あるじどの、就任二周年とはご立派!」
本体:「キツネを信じて、あるじのところに来てよかった」
Nakigitsune: I'm glad I trusted the fox and came to be with you, Master.
狐:「あるじどの、これで就任三周年でございます! いやあめでたい!」
本体:「……おめでとう、あるじ」
Nakigitsune: ...Congratulations, Master.
本体:「……あるじ。これで、就任四周年だ」
狐:「思えばあるじどのとも長いおつきあいになりましたな!」
Fox: If you think about it, it has been a long journey with you, Master!
本体:「……あるじ。就任五周年おめでとう」
狐:「あるじどのと関わってから、鳴狐もよく喋るようになりました。感慨深いものです」
Fox: Since he started interacting with Master, Nakigitsune has become quite talkative. It's deeply moving.
狐:「就任六周年おめでとうございます! 毎年お祝いできるのがわたくしとしてもうれしゅうございます」
本体:「……あるじ。鳴狐も、嬉しい」
Nakigitsune: ...Master, Nakigitsune is also happy.
狐:「いやぁめでたい! 就任七周年でございますか。年々思い出が積み重なっていくのを心地よく思います」
本体:「……あるじ。思い出は、いっぱいだ」
Nakigitsune: Master, we have lots of memories.
狐「あるじどの、就任八周年おめでとうございます! 末広がりの八周年とはまた一段と増してめでたい!」
本体「……あるじ。このまま続いていくといい」
Nakigitsune: Master. You should continue like this.
狐「就任九周年おめでとうございます! いよいよ大台が見えて参りまして、わたくし、いささか興奮しております!」
本体「……キツネは少し気が早い。けど、楽しみだな。あるじ」
あるじどのへ
本丸の皆様は穏やかに過ごしていらっしゃいますでしょうか。
鳴狐の修行は順調に進んでおります。
修行に専念させるため、定期連絡の手紙は鳴狐に代わりま
あるじへ
気付かないうちにキツネが勝手に手紙を書いていた。
悪いやつではないけれど、お節介がすぎるのは困る。
こちらの修行は順調だ。心配はいらない。
Dearest Master,
Are the days passing peacefully for everyone at the citadel?
Nakigitsune's training has been making positive progress.
In the interest of allowing him to focus on his training, I will be handling regular correspondence in Nakigitsune's pl
Dear Master,
Fox started writing this letter on his own, when I wasn't looking.
He isn't a bad fox, but his excessive meddling is bothersome.
The training is going well. There is no need to worry.
あるじへ
キツネのことが気になっているようだから、教える。
あいつは、伝説で鳴狐が斬ったばけものではない。
キツネと出会ったのは、もっとずっと後のこと。
だから、それほど長い付き合いというわけでもない。信頼はしているが。
Dear Master,
You seem curious about my fox, so I'm going to tell you.
He is not the monster cut down by Nakigitsune in the legend.
My encounter with my fox happened much, much later.
So, we haven't known each other as long as that. I do rely on him though.
あるじへ
この前の手紙のことで、余計に混乱させてしまったか。もう少し、説明する。
刀はただの美術品になっていた。鳴狐は退屈を持て余していた。
そこに、キツネが来て、鳴狐に言った。
再び鳴狐の出番が来る。それに備え、穏やかな心で待っていろと。
そして、キツネは約束を守った。
キツネのおかげで、鳴狐を使ってくれるあるじと出会えた。
鳴狐はもう、飾られているだけの刀ではない。だから、あるじのために戦う。
Dear Master,
My latest letter must've confused you more than it should. Let me explain a bit further.
Swords ended up being no better than art pieces. Passivity put Nakigitsune at a loss.
That was when the fox arrived and told Nakigitsune.
That Nakigitsune would have another chance. That he must prepare himself and await it at ease.
And so, the fox kept his word.
The fox made the encounter with a master, who would put Nakigitsune to use, happen.
Nakigitsune is no longer a blade for show. That's why, I will fight for Master.