私は、一期一振。粟田口吉光の手による唯一の太刀でございます。吉光は短刀の名手でして、弟達はおおむね短刀です。
主だった豊臣秀吉は私を自分に合わせて磨上げて、今の姿になりましたが……その頃の思い出は、大阪城と一緒に焼け落ちました
My former master, Lord Toyotomi Hideyoshi had me adjusted to fit him, and I became this current form... However, the memories of that time were burnt down along with Osaka Castle.
私は、一期一振。粟田口吉光の手による唯一の太刀。藤四郎は私の弟達ですな
露と落ち 露と消えにし 我が身かな
刀剣乱舞、始めるか
お待ちしておりました
前の主は背が高くなかったので、それに合わせてわたしはこうなったんです
物腰の割に服が派手……ですか。ははは、前の主の影響ですな
弟たちのこと、よろしくお願い申し上げる
お帰りを、お待ちしております
お気になさらずに……慣れていますから
ああ……炎が、何もかもが!
主に合わせるのは刀の本文
主、折言ってお話がありまして
お任せください
弟を率いるのと、同じようなものです
あっははは。休憩には丁度いいですな
では、いただきましょう
そうですな。いくぶん多めですが、これから動くのなら問題ありませんな
拝領します
しかと
かしこまりました
行ってまいります。留守の間、弟たちをよろしくお願いいたします!
ご確認ください
遠征部隊を出迎えましょうか
刀集め……ですか。いえ、文句はありませんが
完成いたしました。お納めください
着物を着替えてまいります
大丈夫。癒える傷です
ありがたき幸せ
任務が終わりました
文をお持ちいたしました
はっ、お供いたします
出陣いたしますか
思わぬ収入ですな
布陣の偵察を。しかるのちに、各個撃破と洒落込みますか
一期一振、参る!
合戦の演習か。二度と負けたくないのだが
お覚悟!
切る!
吉光の名は伊達じゃない!
なるほど…
痛くはないな
再刃されたせいか…
自分ではよくわからんのです。今自分が、どんな顔をしているのか…
これ以上、好きにはさせん!
怨敵はこの奥に。ご準備を
お誉め頂き、ありがとうございます
強くなるごとに、昔とは違う自分になる気がするな。……いえ、良いことなんだろうが
僭越ながら、撤退を進言します
ああ……世界が、燃えている……還るんだな、あの、炎の中へ……
はっはっは。馬当番か
馬にもいろいろいるもんだ……
兵糧攻めされてはたまらんからなぁ
これで備蓄は足りるでしょう
お手合わせ、お願い申し上げる
いい汗をかきました
おやおや、弟達が何かしましたか?
っ、そんなに慌てて……なんともありませんから……
鍛刀が終わりました
手入れが終わりました
おや、何か知らせが届いてますなぁ
うまくいきましたな
ありがとうございます
では、そのように
模様替えですか。弟たちに整理整頓をさせるには恰好の機会ですな
おや……
違ったか……
弟に見せる顔がないな……
これでは悪い見本ですな……
よし。出陣の支度は万全だ
お守りは……是非弟に渡してください
出陣!
帰ってきましたな。ご用事があったのでしょうが、弟たちが寂しがっていましたよ
謹んで、新年の御慶びを申し上げる。……さて、弟たちにお年玉をくばってこなくては
さあ、引きましょう
小吉。なに、気にしない
中吉。それなりです
大吉。お見事
花見は、良いものですなあ。
ああ……
実に素晴らしい
夜空へあんなに鮮やかに咲くとは
家内安全
うん……
みなが穏やかに過ごせるよう、願いを込めて
遠征部隊が戻って参りました
鍛刀が終わりました
手入が終わりました
内番が終わりました
いつでも御伴いたします
お任せください
では
鬼を討伐に参ります
鬼を仕留める、ご準備を!
鬼はー外! 福はー内!
鬼はただ外! ですなあ。
ふう、一仕事終えましたな
準備はいいかな?では、行こう!
大阪城の地下…… これは記憶が無いとか、そういう問題では無いですよ……
50階制覇。ついここで、一息つきたくなってしまいます
99階制覇を成し遂げましたか。長い戦いでしたが、よく頑張りましたな
10階です。ここまでで何か不備はございませんか?
20階です。皆元気一杯ですな
30階です。元気があるうちに突き進みたくなるものですが、配分を考えませんと
40階です。疲れとは急に来るものですからね、油断なさらぬよう
50階です。さて、ようやく半分まで来ましたか
60階です。この地下は何のためにあるのでしょうな
70階です。あるものは有効に使え、という考えは嫌いではないですが……
80階です。幾ら潜っても息苦しくはない……
90階です。ここまできたら余計な考えは無用ですか
99階。ここが最下層ということですな
あっははは、まばゆいばかりの輝きですな
一斉攻撃を仕掛ける!私に続け!
これで一周年ですな。これからも弟たちのこと、よろしくお願い申し上げる
二周年ですなあ。これだけ名刀が集まると、昔のことを思い出しそうになりますな
我々も三周年を迎えました。これからも、名刀が次々集うことでしょう。今後もよろしくお願い申し上げます
四周年となりましたな。まだ見ぬ名刀も数々あるでしょう。いったいどこまで集まるのか……
ついに記念すべき五周年。刀集めも、戦いも、まだ続きます。これからも、どうかよろしくお願い申し上げます
さて、六周年となりましたな。私が兄弟を代表し、よろしくお願い申し上げます
七周年ですか。兄弟が多いといえば我々粟田口でしたが、今となってはそうとは限らなくなりましたな。いやはや
八周年がやって来ましたな。月並みな挨拶ながら、我々兄弟を末永くよろしくお願いいたします
九周年目の挨拶を任せられることとなりました。いよいよ大台の年が見えてまいりましたが、本年も我々兄弟をよろしくお願いいたします
就任一周年おめでとうございます。これからも頑張ってくださいね
就任二周年おめでとうございます。刀集めにももうすっかり慣れましたかな
就任三周年おめでとうございます。思えば、この本丸にも随分と弟たちが増えましたな
就任四周年おめでとうございます。我々兄弟一同、お祝いを申し上げる
就任五周年おめでとうございます。我々兄弟を、これからもよろしくお願い致します
就任六周年おめでとうございます。我々兄弟一同、気分を一新してお仕え致します
就任七周年おめでとうございます。我々兄弟一同、お祝いのため準備をしておりました
就任八周年おめでとうございます。我々兄弟に込められてきた役目を、末永く果たせればと思います
就任九周年おめでとうございます。もちろん、我々兄弟一同でお祝いの準備をしておりました。ではこちらへどうぞ
私は、一期一振。粟田口吉光の手による最高峰の太刀でございます。 過去の思い出は、城とともに歴史の彼方に……。それでも、今の主との思い出は、確かにここに。 決して焼け落ちぬ日々を築いていくとしますか
一期一振、只今貴方に合わせて磨上げて戻りました。これより奉公にはげみまする
前の主との思い出は、城とともに焼け落ちた
今、私は笑顔だろうか。……それならいい
せめて弟たちには、心から笑っていてほしい……
時々、わからなくなる。自分がどんな表情をしているのか……
心配無用……もっと酷い目に遭ったこともあります
主に合わせて磨上げた刀は、主を強く想うもの。大事にめされませ
結果を出そう
吉光の名に恥じぬ活躍を
弟の分もありますかな
戦の前の腹ごしらえは大事ですな
そうですな。いくぶん多めですが、これから動くのなら、問題ありませんな
しかと
拝領いたします
かしこまりました
留守の間、弟たちを頼んだ
戻った。弟たちは、ご迷惑をおかけ……やっぱり……
遠征部隊を出迎えましょうか
刀集め……ですか。いえ、家族が増えるのは、結構結構
完成いたしました。お納めください
かすり傷だ。すぐ戻ります
再刃が必要な傷ではない……
貴方に、力を……
確認をお忘れなく
文をお持ちいたしました
贅沢三昧は、お財布と相談してからな
出陣か
幸運なこともある
布陣の偵察を。然るのち、包囲して潰す
一期一振、派手にいく!
二度と負けないために……強くあらねば
お覚悟!
斬る!
この姿は、より実戦向きになったということだ!
怪我のうちに入らぬ
間合いを違えたか……
まだ、死んではいない……!
俺は今、笑っているだろう……? っはははは!
落城させるわけにはいかない……二度と!
怨敵(or 御敵)はこの奥に。主に勝利を
今、ちゃんと笑えているか……?
主よ、無理は良くありませんな
一度焼けて、それからは、どこか現実感のない生を送ってきた……それも、これで終わり……せめて最期に、貴方に、本当の笑顔を……
ええ、馬当番、任されました
弟達より、手間はかからなかった
弟が多いと、食べる量も気になる
弟達を飢えさせることにはいかんからな
お手合わせ、お願い申し上げる
他の刀との交流は、心洗われる
もしや、弟たちが何かやらかしましたか
ん?表情が固い? まあ、怪我のせいですかな
鍛刀終了。迎えに行きますか
手入れの順番待ちはいますかな
おやおや、催し物の知らせですな
うまくいきましたな
お心遣いに感謝を
では、やりますか
模様替えですか。派手なのもよろしいですが、悪趣味にならない程度に
おや?
違ったか
弟に見せる顔がないな
これでは悪い見本ですな
よし、出陣の支度は万全だ
弟ではなく、私ですか……では、その分皆を守らねばなりませんな
参る!
帰ってきましたな。弟たちの面倒は私が見ていましたが、主がいないとやはりいけませんな
謹んで、新年の御慶びを申し上げる。 ......大人ぶっていても、お年玉には目がないですからな。弟たちはまだまだ子供です
さあ、引きましょう
小吉。なに、気にしない
中吉。それなりです
大吉。お見事
桜は、我々に似ている
ああ……
実に素晴らしい
弟たちも、きっとこれを見たらはしゃぐでしょう
家内安全
うん
皆が穏やかに過ごせるよう願ってしまうのは、もう性分ですな
遠征部隊が戻りました
鍛刀終了。迎えに行きますか
手入が終わりました
内番が終わりました
鬼の討伐に参る!
鬼を討ち、主に勝利を!
鬼はー外! 福はー内!
福はー内! 鬼はただ外!
ふう、今年も一仕事終えましたな
一斉攻撃としよう。準備はよろしいか
大阪城がこんなことになるとは。私もさすがに予想出来ませんでしたよ
50階制覇。ついここで一息つきたくなってしまいますが、我慢ですよ
99階制覇を成し遂げましたか。長い戦いでしたが、さすがは我らが主
10階です。ここまで順調に来れたならば、それを続けるだけです
20階です。まだまだ、みな元気いっぱいですな
30階です。元気があるうちに突き進みたくなるものですが、無理は禁物です
40階です。疲れとは急にくるものですからね、貴方もお気をつけください
50階です。もう半分ですか。思った以上に進捗が早い
60階です。この地下が何かと、つい考えてしまうのですよ
70階です。あるものは有効に使え……と割り切った方が楽ですかな
80階です。無心で潜るというのも、また不思議な気分で……
90階です。おや……いつの間にやら、終わりが見えてきましたな
99階です。ここまで来た以上は、踏破してしまいましょう
黄金の輝き、かつてここにあったもの
一斉攻撃を仕掛ける!お覚悟!
さて、六周年となりましたな。毎年恒例ではございますが、これからも我々を、よろしくお願い申し上げます
七周年ですか。以前はまとまって顕現しているといえば我々栗田口でしたが、他の刀派も増えて来ましたな。ここは印象で負けぬように気合を入れねば・・・・・・冗談ですよ。ははは
八周年がやって来ましたな。毎年の挨拶ながら、我々兄弟を末永くよろしくお願いいたします
九周年目の挨拶を任せられることとなりました。いよいよ大台の年が見えて参りましたな。弟たちも意識せざるを得ないようです
就任一周年おめでとうございます。さあ、おめでたい日なのですから、笑顔で
就任二周年おめでとうございます。立ち居振舞も堂々とされてきましたな。さながら天下人のように
就任三周年おめでとうございます。弟たちばかりか、私までこの高みに引き上げていただいたこと、感謝致します
就任四周年おめでとうございます。我々兄弟一同、お祝いを申し上げる。……さあ、弟たちのところへも行ってあげて下さいね
就任五周年おめでとうございます。我々兄弟、いつまでも主にお仕え致します
就任六周年おめでとうございます。我々兄弟一同、お祭り気分から気分を一新してお仕え致します
就任七周年おめでとうございます。我々兄弟一同、もちろん本年もお祝いのため準備をしておりました
就任八周年おめでとうございます。我々兄弟一丸となって、主の幸せを末永く支えることができればと思います
就任九周年おめでとうございます。ええ。本年もまた、我々兄弟一同でお祝いの準備をしておりました。喜んでいただければ幸いです
主へ
弟たちは元気にやっていますか? そうであればよいのですが。
戦いは激化していく一方。
兄として私が出来ることといえば、今より強くなることくらいしかありません。
修行の足がかりとして、私にあるのは欠けた想いの残骸だけ。
ものが失われたという記録を見た結果、そこに何があったかはわかるが、
どういうものだったかが実感できない、という感覚が近いでしょう。
この欠けた想いが埋まれば、私の力は完全なものになるのですかな……。
Dear Master,
Are my brothers doing well? I hope they are.
The battle shows no sign of abating.
As the older brother, all I can do is become stronger than I currently am.
My only foothold for training is the wreckage of my incomplete feelings.
After looking at the records of what was lost, I know about what transpired but I don't comprehend how the experience must have been. I think that closely describes how I feel.
If my incomplete feelings were to be filled, will my powers become whole...?
主へ
ここは大坂。
見上げれば、在りし日の城が見えます。
ですが、この期に及んで、私は何一つ現実感を得ていないのです。
記憶にはあるのです。
ただ、それは他人の書いた記録を読んでいるようなもので、とても自分のこととは思えない。
……それを言い出したら、刀であった私がこうして人の姿を得て、
思い出の時代を訪れているなんて、それこそ夢幻のような話ですが。
Dear Master,
Here I am in Osaka.
When I look up, I can see the castle in its former glory.
But even after coming this far, not a single thing feels real to me.
I have memories of the events that happened.
But they are like records written by someone else, and I can't consider them as my own.
...Then again, I, a former sword, gained a human form and am visiting the era in my memories. That sounds more surreal.
主へ
豊臣秀吉という人物は、名刀をこよなく愛し、収集した人でした。
それはきっと、刀という象徴を通して、
この日の本の武士を従えているという実感を得られたからなのでしょう。
その人物が、自分の佩刀として選んだ。
そのことが、かつての私の誇りだったのでしょうな。
だからこそ、かつての私は豊臣の時代が終わった後に大阪城とともに焼け落ち、
再刃された私はそれを共有できない。
過去の記憶は未だ他人事のよう。
それでも共感を得られたのは、今また、名刀を集める主のもとにあるから。
おそらくは、今の主のもとにあれば、いずれ欠落を気にすることもなくなるでしょう。
……そろそろ帰りますか。弟たちがたるんできている頃でしょう?
Dear Master,
Toyotomi Hideyoshi was a man who deeply loved and collected famous swords.
I am certain that through the symbol of swords, he gained the actual feeling of leading the warriors of Japan.
That very man chose me as his personal sword.
My former self must have found pride in that.
My former self burned down along with the Osaka Castle after Toyotomi's reign ended. Having been re-tempered, that is precisely why I cannot share the memories.
My memories of the past still feel as if they belong to someone else.
Still, the connection that I found is that I belong once more to a master who collects famous swords.
Perhaps, if I stay with my current Master, I will eventually stop worrying about what I lack.
...It is time I make my way back. My younger brothers are slacking off by now, aren't they?