豊前江だ。郷義弘が作刀。誰も見たヤツがいねーって?それこそ俺が郷のものの証だと思うけど……疾過ぎて見えねーだけかもしんねーぞ
郷義弘が作刀、名物、豊前江。歌って踊れるって言ってるヤツがいるらしいんだけど…… まあ、なんにせよ、走りじゃ誰にも負けるつもりはねーから
風が気持っちいい……
刀剣乱舞、走る
俺より前は走らせねぇ
っははははは!やめろちゃ!こちょばいけん
乗れよ
お?暇なら一緒に走っか?
勘が鈍ると怪我すっぞー
よけいな心配は……いらねーよ
ひとりで走ってる時にだけ見えてくる景色がある……わかるよ
……ちっと話があるんだ。ツラかしてくんねーか
俺の疾さを見せてやんよ
疾いやつらを揃えてくれよ?じゃねーとついてこれねーからな
ほぅと甘いけねぇ
お?おー、あんがとな
味とかは、わかんねぇよ
いーい音
これでもっと疾く走れる
へへへ、悪くねーな
ちっと行ってくる
気持ちよかったよ
遠乗りに行ってた連中が帰ってきたってよ。俺も遠くに行きてーな
疾いやつだといいなぁ
お、ぱあつか?どんな音がするんだろ
日頃の整備は大事だよ
ちょっと時間かかっかもなー
馬力が上がった!
ほら、任務が終わってっぞ
なんか、字の多いやつぅ持って来たぞ
しょうがねぇな。後ろ、乗ってけよ
いつでもいける!
お、ぱあつか?
いってくるよ、得意だからな
あったまってるぜぇ…はじめっか
命懸けじゃないと、本気出せねぇんだけどなぁ
きさん、どこみよんかちゃ!こっちちゃ!
ついてこれっか?
二刀,開眼!
おせえんだよ!
音のほうが遅れてきこえたろ?
かすったか
まぐれあたりだ
っ俺の疾さに、ついてこれるやつがいるとはな
これが音速だ!
お前が俺に追いつくことはねぇ、絶対に
俺の疾さについてこれるかな?
一番になるのは嬉しいよ
疾さの先に何があるのか……少しは近づけたかな
おい、まともに走れなそうなヤツがいんぞ
止まってる……いや、これが……向こう側、なのか?
(……疾そうちゃ!)
(……ほーと疾かったけね!)
……適材適所ってもんがあんだろ
だから言ったろ?こんなんじゃ桑名に何言われるか……
俺に触れる事が出来たらほめてやんよ
避けるだけかと思ったろ?疾いってのは、そういうことじゃねーんだよ
気安いぞ
…ぁぁっ今に見てろよ
出来上がったみてぇだな
整備が終わったってよ
何かやるみたいだな
っしゃー!
あんがとさん
さ~て、やるか!
ほぉ…いいんじゃねぇの
どうなってんだよ、これ
ああ、分かんねぇ…!
腹立つ。
これでも手先は器用のほうなんだぜ
馬!好きっちゃねぇ!
ほ、「交通安全」か。あんがとな
さーてと、行くか
随分久しぶりだな。どっか遠くにでも行ってたのか?
あけおめ。峠でも攻めに行っか?
……大吉以外は……認めねー
当たるまでやんぞ
...もう一回に決まってんだろ?
っしゃあ!
らしくねえかもしれないけどなあ……好きだよ、桜。
おぉ~!
きれーだなぁ……!
打ち上げ場所まで、走ってみっか?
交通安全
キラキラしてんのな……!
っへへ、花火より俺のほうが速い!
遠乗りの連中が帰って来たってよ
鍛刀が終わったみてーだな
整備が終わったってよ
ほら、内番が終わってっぞ
こーゆー景色もいいな
やるとすっか
さーて
鬼って疾えーのかな?
てめぇが鬼か?
鬼は外! 福は内!
鬼は外!
年の数だけ食えばいいんだろ? えーっと……
行くぞ!
くれてやる!
四年目か……。まあ、末永くよろしくって感じかなあ
五年目か。でーじょーぶだよ、俺がいる限り負けはしねーから。よろしくな
六年目か。月日が流れるのは疾えーなー
七年目か。仲間も随分増えたけど、疾さじゃ負けはしねーよ
八年も戦ってるんだな。まだまだ疾くなるぜ
九年目か。ま、安心して俺に任しとけって
就任一周年か。ほら、乗んな。行きてーとこ連れてってやっから
就任二周年か。今年はどーすんだ? 去年と同じとこ? まあ、いいけど
就任三周年か。ほら、乗れよ。今年も行くんだろ?
就任四周年か。今年は……、わーったわーった! ほら、乗れよ
就任五周年か……。これから先も、同じ景色が見れるといいな
就任六周年か……。いつもの景色、見に行くか?
就任七周年か。一緒に風を浴びんのも悪くねー気分だな
就任八周年か。今日も絶好のツーリング日和だな!
就任九周年か。せっかくだから、今日は違う道を走ってみっか
豊前江だ。俺がどんな刀かというとだな……、はっはー! なーんもねー! アンタが決めていいよ。今は、それがいい。お願いできるか? ……さてと、光はまだ見えてる。目指してみるかねー、その先を
速さの先にあるものを見て来たよ。……どんなものかって? それは、これからの俺の働きを見ていてくれや
気がつくと誰かが俺の膝で寝てる。どうなってんな、これ
でーじょうぶだよ。俺がいる限り、この本丸は無敵だぜ
あーるじ。俺と一緒に光の向こう側目指さねーか? ……はっはー、なんてな
初めての事じゃねーからな
平気だよ、これくらいの傷
大切なもの……見つけて帰ってくるさ、きっとな
俺の速さを見せてっ、って、もはや速すぎて見えねーか
任せな。俺と一緒に居るとみんな速くなるから
はっはー! 嫌いじゃねーけどさ、漬物ない?
おおー、あんがとな
いいねー。響くね
これの速さはどうだ?
いいね、いいねー。悪くねぇ
すぐけーってくるから
知ってっかー? 帰る場所があるから旅って言うらしいぜ。てなわけで、ただいま!
久しぶりに帰って来たんだ。労ってやろうや
新入りか? 任せな
いいのが出来たろう? 物を作るのは得意なんだよ
整備行ってくる
休めるときは休めってことだよな。全力で休もうと
少しは光の速さに……っはっは! なーんてな
任務達成。おっつかれさーん
ほら、戦績持ってきてやったぞ
しょうがねーな。後ろ、乗ってけよ
必ず全員で帰ってくっから、寝て待っとけって
はっは、お土産ができた
あっという間に戻ってくるよ
戦闘開始! 影すら踏ませてやらねーからな
遊びだと思えば、本気だせんのかなぁ
四速!
五速!
二刀,開眼!
見えてっかぁ?
冥土の土産。これが六速だ!
っち……
くっ……
だーいぶ、ぶっ壊れてんよな、俺。まぁ、何とかならな
てめーに向こう側を見せてやんよ!
俺と出会った時からもう事後ってんだろ、てめーは
俺が行く。皆無理すんなよ
おお? まあ、みんなの勝利ってことでいいんじゃねーか?
やーめとけって。これ以上の進軍は俺が許さねーよ
あぁ……、今度は行ったきりか……。ぁ……、光だ……
お前にも命があるんやね
……あったかいっちゃ、命は
こればっかりはいつまでたっても上手くならんなー
ズルじゃねーよ! なんかわかんねーけどみんなが手伝ってくれたんだよ!
ついてこれたらなんかやる
はっはー! やるねえ。ほら、漬け物やる
ああ! いいぜ、今なら膝、空いてっから!
気安いぞ
出来上がったみたいだ、きっといい音がする
整備が終わったみてーだな
なんかあるみたいだな、どれどれー?
よし!
ああ! ありがとう
さぁ、行くか!
なんか足んねー気がすんな、なんだろな
衰えたもんだ
ああー?
なんだこれ
最近のパーツは難しいなあ
ほーとかっけーっちゃ
大事だよな、こーゆーのも
さてと、行くか!
おう、おかえり! 帰ってくるなら、焦らず、ゆっくりとでいーんだよ
咲いても散っても、桜は桜だ
遠乗りの連中が帰って来たってよ
鍛刀が終わったみたいだ
整備が終わったみてーだな
ほら、内番が終わってっぞ
就任一周年おめでとう。みんな集まってんぞ
就任二周年おめでとう。何処か行きてーとこあったら言いな。乗っけてってやんよ
就任三周年おめでとう。今年も? 二人で? まーいーけどよ
就任四周年おめでとう。今年は馬に乗って出かけっか?
就任五周年か……。ほら、乗れよ
就任六周年か。アンタや本丸の連中と過ごす毎日は楽しいよ
就任七周年か。アンタを乗せて風を浴びるのは、俺も好きだ
就任八周年か。どこでも連れて行ってやる
就任九周年か。長いことお疲れさん。たまには俺の膝で休むか?
主へ
旅に出る事を許してくれてあんがとな。
自分探しの旅……なんて言ったらダッセェもだけどさ、
俺は俺自身と向き合わなくちゃいけねーって思ったんだよ。
どうして俺はこんなにも『疾さ』にこだわるのか。
何かがある気がしてるんだ、疾さのその先に、俺の目指している何かが。
それを見つけたら帰るつもりだから、まあ、気長に待っていてくれよな。
To Master.
Thanks for letting me go on this journey.
A journey to find myself... It sounds kinda lame if I say it like that,
but I felt I needed to face myself.
To find out why I'm so focussed on "swiftness".
I felt there had to be something beyond it, something beyond swiftness, something I was aiming for.
I'm gonna head back once I find it, so well, wait patiently for me, 'kay?
主へ
俺は今、疾さの限界ってやつに挑戦してる。
怪我で全身ボロボロだ。ここが本丸ならアンタや誰かが労ってくれたんだろうな。
あの頃の俺は独りよがりだったのかもしれねーって思い始めたんだ。
なんかさ、俺が目指しているもの、探しているものは俺にとって重要なだけで……
いや、やめとくわ。
今は、それがたとえ独りよがりだったとしても、向こう側を目指したいんだ。
それが見えた時、何か掴める気がすんだ。
だから、もう少しだけ待っていてくれよな。
To Master.
I'm currently challenging the limits of swiftness.
My whole body is all wrecked up with injuries. I'm sure that if I were at the Citadel, you or someone else would be looking after me for my efforts.
I've started thinking that back then, I might've been self-centred.
It's kinda, what I'm aiming for, what I'm searching for is just something important to me...
No, I'll stop that line of thought here.
Right now, even if that was self-centredness, I want to aim for what lies beyond.
I feel that when I've seen it, I'll be able to grasp something.
So wait just a little longer for me.
主へ
疾さの……、速さの先にある何かに。一瞬だけど、辿り着けた気がするんだ。
うまくは説明は出来ねーんだけどさ。
あの時俺が見たものがいったいなんだったのか。
とにかくそこは……、光に包まれていた。
でさ、不思議なもので、浮かんでくるんだよ、アンタや本丸の連中の顔が。
今なら言える。どうやら俺は、アンタや……アイツらと一緒に居てーみたいだ。
アンタらが居る場所が俺の居場所、帰る場所なんだって。
だから、帰るよ。
今度は焦らず、ゆっくりと。
To Master.
What's beyond swiftness... beyond speed. It was just for a moment, but I feel like I reached it.
Tho I can't really explain it well.
I wonder what it was that I saw.
In any case, it was... somewhere enveloped in light.
So well, weirdly enough, your face and those of the guys at the Citadel popped into my mind.
I can say it now. Somehow, it looks like I want to be with you and... with them.
I belong at the place where you guys are, it's the place I come home to.
So, I'm coming back.
This time, I won't rush, I'll take my time.